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【4】 肩がこるとき

朝食を取って、通勤電車にもまれながら今日も職場に向かいます。
会社に着き自分のデスクに向かえば、しだいに集中していき、仕事がどんどんはかどっていきます。
ところが、二、三時間経つうちに、しだいに疲れが出始めます。
あくびが出たり、思わず背筋を伸ばしたり、時には肩がはったりしていることに気がつきます。そのうちに、集中力が低下し始めて、仕事の能率は落ちてきます。
肩の凝りは人それぞれですが、中には、ちょっと触っただけで、パンパンに張っており、まるで肩が一枚の板のように感じられることがあります。


仕事に集中するうちに、やがて疲れが出てくる。
自然な現象です。知らないうちにあくびが出て、背筋を伸ばしたり、肩を回したり、頭を反らせたりします。

あくびを漢字で書けば、「欠伸」となります。
つまり伸びを欠いた状態であることを示しています。
筋肉が凝り固まってしまい、体が硬直して起きる現象です。

かがんだまま捩ったままの、不自然な姿勢から解放されると、思わずほーと長い息を吐き出します。
あくびと同じ現象です。どちらも呼吸運動が不足した結果起きる現象です。

呼吸が制限されると、体内には炭酸ガスや熱が溜まり、逆に酸素が不足します。
そのまま放置しておけば体内環境に異状を来たして、体が正常に機能しなくなります。
これを防ぐために、息を吐いたり吸ったりするわけですが、どちらも鼻から肺に到る気道を通って行われるため、呼気と吸気が交互に繰り返されます。

ここにも体の外から必要なものを取り入れ、不要なものを体の外に出すという、体の仕組みの基本が表れています。


欠伸(あくび)。

人間をよく観察し考え抜かれた、漢字表現ではないでしょうか。

また、「伸び伸び」という言葉も、人間の心と体の実感に即した、そのままの表現です。
ペットブームの現代社会では、犬や猫が背筋をぐーんと伸ばしている姿を思い浮かべる人も少なくないでしょう。

あくびや伸び伸び感を、長い間忘れてしまった人
筋肉が硬くなり、体全体が硬直しかかっています
心も柔軟性を失っています

そのような体と心の状態では、仕事も思ったほどには、捗っていないかも知れません。
このような時血液検査を受ければ、血液の濃縮度を示すヘマトクリットが、やや高くなっていることが少なくありません。
体内に熱がこもっている。
こんな人達が増えてきました。

→肩がこるとき・2へ

内科・漢方外来 - 神奈川県横浜市 -
渡部内科医院
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