上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【3】 便通は体調のバロメータ - 体は“空(から)だ”

体は「からだ」と読みます。
体にとっては、「からだ、つまり”空だ”。」
体自身にとって理想的な状態とは、体の内部が空っぽの状態です。

口から入って来た食べ物飲み物は、昼間の活動によって使われ、その過程で生じた不要な物質は、夜中に排泄物としてまとめられて、翌朝、体の外に全部出してしまいます。 
朝に限りませんが、トイレに行くことは、体にとって不可欠のことです。体内に不要な物質を、溜め込んでおくことはできません。
体自身が正常に働くためには、いらなくなった物質のすべてを絶えず排泄して、その内部環境をある一定の範囲に、いつもキープしておく必要があります。
家屋で言えば、毎日怠ることなく掃除や整理整頓を行い、快適な住環境を確保しておきたいものです。


いつものことなので、あまり気にすることもありませんが、便通がすっきりとつけば、気分は爽快です。

毎日が忙しくて、なかなか一息つく余裕がない
だいぶハードなエクササイズを始めた
このところストレスばかりで緊張の連続だ
途中で何回も目が覚めて、良く眠れなかった
寝る時間がとても遅かった

こんな朝は、一般に便が切れ切れであったり硬かったりして、便通が今一つ、といったことをしばしば経験します。日頃から胃腸の丈夫でない人は、反対に便がゆるくなったり、下痢になったりします。
朝から晩まで便通が気になって仕方がない、中にはそんな人達もいます。

ちょっとした体や心の異変が、胃腸の蠕動運動に影響を与えます。ストレス性の胃潰瘍はつとに有名ですが、大腸の状態は便通に表れます。
便通は全身の状態に、その時々の生活状況に大きな影響を受けると考えられ、もう一つの体調のバロメータです。

食べたり飲んだりした物は、体の中で使われるととも、不要になった物質は体の外に排泄されます。
疲れた体は疲れる前の、元気な状態にまで回復されなければなりません。

病気があればもちろんのことですが、このように病気の有る無しにかかわらず、体はいつも最良の状態に維持されるという働きがあってはじめて、健康に生存することが可能となります。
そのためには、体内に生じた不要な物質、残存した老廃物を全てスムーズに対外に排泄して、いつも空っぽの状態にしておく。

つまり一定の良好な内部環境を維持し続けることが大切です。
たとえば腎臓の機能が低下して腎不全に陥った場合、透析などの治療を行います。血液中にたまってしまった不要な物質を放置しておくと、命に関わってくるからです。

以上のように、飲食することによって、体外から体内に取り入れた飲食物は、体内で必要な分だけが消費され、余った部分や消費される過程で生じた不要な物質は、尿や便や汗、呼気などにかえて、体内から体外に出してしまうという基本的な仕組みがあります。

このような仕組みがあってはじめて、健全に生きていくことができる。古代人はこのような働きと力をこそ、命として認識しました。

→便通は体調のバロメータ - 体は“空(から)だ”・2へ

内科・漢方外来 - 神奈川県横浜市 -
渡部内科医院

関連記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。