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→朝食を取る・1

口から入った飲食物は、食道を通って胃袋に納まり、胃の蠕動運動で消化を受けながら、十二指腸に送られます。小腸の運動には、分節運動や蠕動運動などの各種の運動が知られています。
蠕動運動とは、小腸を輪状に走っている筋肉が収縮して、そのくびれが肛門に向かって移動する運動です。どの運動も、とても細やかで繊細な動きです。

小腸の始まりである十二指腸には、膵液と胆汁が分泌されます。膵液は膵臓から、胆汁は肝臓で作られて胆嚢から、十二指腸に向かって分泌され、消化吸収に関連する各種の消化液として働きます。

十二指腸に続く空腸で、摂取された飲食物の大半が消化吸収されます。
吸収されずに前方に向かって送られていく飲食物も、必要に応じて吸収され、最終的に不要となった残渣だけが、便として体外に排泄されます。

古代医学である漢方では、摂取された飲食物が小腸で消化吸収を受ける過程で、気(き)と呼ばれているエネルギー(気エネルギー)が発生し、経絡(けいらく)という気の流路によって全身に送られると考えました。
胃腸に留まらず、消化吸収に関わるすべての器官、消化器官群を脾(ひ。現代の脾臓とは異なる)と総称しました。
脾は狭義には膵臓をさしますが、このように広く解釈することによって、体の仕組みが一層明確になります。

お腹が空いたら食べて、喉が渇いたら水や飲み物を飲む。
当たり前のことですが、人体の仕組みの基本です。

このような当たり前の生理現象を、体の基本となる仕組みとして把握し、これらを発展させることによって、漢方という古代医学が誕生しました。

内科・漢方外来 - 神奈川県横浜市 -
渡部内科医院

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