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→肩がこるとき・2

肩こりに処方される漢方薬では、葛根湯(かっこんとう)が有名です。
葛根湯は葛根(かっこん)をはじめとして、七種類の生薬からなる漢方薬です。
首の後ろを中心に気の流れを改善します。

漢方医学の考え方によれば、人体にはあたかも血液循環系のように、気というエネルギーが流れる、ネットワークシステムが全身に存在します。
このネットワークシステムは、歴史上、経絡と呼ばれてきました。
気エネルギーは血液循環や体液の流れとともに、気血水という全身のシステムを形成しています。

気とは気エネルギーであり、また気エネルギーの流路である気システムを指します。
血とは血液とその循環であり、血システムを指します。
水システムとは体液とその循環を指します。体液とは、正確には血液の中の液状成分を含みますので、水は血と大きく重なっています。
これらはそれぞれのネットワークシステムである、気システム、血システム、水システムを作り、それぞれが全身を流れて全身を潤すとともに、三者全体で、気血水システムというより大きなネットワークシステムを構築しています。

漢方は、現代医学が指摘している、いろいろな組織や臓器とは別に、
「気血水システムという仕組みが存在する」
そのような独自の考え方に立った古代医学です。

気血水システムとは、固定した組織や臓器の内側にあって、その内部環境を形成しています。(時には、気ないし気システムで気血水システム全体を指していることがあります。)
気血水システムは日常生活において、それ以外の組織や臓器とともにあるいはそれに先立って、間断なく変動しています。
気エネルギーや血液や体液の流れに異常を来たした時に、さまざまな症状が生じ、放置しておけば、いずれは組織や臓器にも悪い影響を及ぼしかねません。
漢方医学の中には、現代医学に近い考え方もありますが、大きくは気血水システムの異常を、生薬や漢方薬などによって治療する医学であるといえます。

内科・漢方外来 - 神奈川県横浜市 -
渡部内科医院
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